鎮花祭

春♪花咲き誇るこの季節は寒く厳しい冬が明け開放感に「さぁ！やるぞ」と期待に胸が膨らみますよね。
でも、昔の人達はちょっと違った考え方をしていました。
花咲き誇るこの季節は、人々の心もつい緩みがちで様々な災厄が生じやすい時期でもあり、これを花の精霊の仕業とかんがえました。
そこで奈良時代に舞い散る花に乗って四方に飛び行く精霊を鎮め国民の平安を祈念する「鎮花祭」（はなしずめのまつり）が国の公祀として規定されました。
25日の祭典を中心に雅楽・奉納武道演武・舞踊など様々な神賑行事が奉納されます。