【解説】 この建物は明治4年、造幣局の応接所として建てられたもので、日本でもっとも古い洋風建築の一つである。 周囲に石柱で支えられた公縁をめぐらしたこの形式は、コロニアル式建築様式を取り入れており、高温多湿の日本の気候を考えて設計されている。 室内には古典的な照明具、暖炉、化粧鏡などが備えられ、シャンデリアの光源も現在は電灯に切り換えられているが、器具は全部ガスランプ時代のものである。 設計者は英国の建築技師ウォートルス。泉布の名は貨幣を意味し、明治五年、明治天皇によって名付けられた。 創建以来明治末年までは皇室や外国使節の宿所・休憩所として利用されてきたが、大正六年宮内庁より大阪市に移管され、昭和三十一年には重要文化財の指定を受けている。 大阪市教育委員会　　　　　　　　　【室内はスライドショー（手動）でご覧下さい】

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１階入って右手東室のカットガラスシャンデリアです。

同室の化粧鏡です。１９世紀の英国系工芸品として優れた作品です

１階南室で一番大きな部屋です。当時のタイルなどが展示されています。入れるのはこの部屋だけです。

同室にある鏡です。かなり大きなものです。

１階西室の暖炉です。床はタイルに見えますが塗っているようです。

ちょっと暗いですが階段です。手すりも立派です。２階に上がりましょう。

２階も１階と同じ間取りになっています。

暖炉と鏡。見事な造りです。因みにカーテンはボロボロです。その当時のものなんでしょうね。

玄関側の廻廊（バルコニー）です。

バルコニーから見た廊下。ガードマンがいっぱいいます。

廊下からバルコニーを見たところです。

４本の石柱が立派です。

まさにテラスです。マンションとは大違い。

戻りましょうか。

泉布観の裏口です。

泉布観を横から見たところです。

泉布観の横にある桜宮公会堂玄関です。

造幣寮の建物のうち、川に面して中央部に位置した貨幣鋳造所はギリシャ神殿風の切妻屋根と、６本の太い石柱を配した玄関をもっていたが、この部分は一旦買いたいされていたのを、昭和１０年桜宮公会堂玄関として復元保存されている。

むっちゃ太い石柱です。

ほんとにギリシャ神殿みたいでしょ。

レンガ造りの小屋です。何に使ったのでしょうか。その向こうは帝国ホテルで新旧のアンバランスが面白い。

こちらはボロボロの小屋です。ちょっと怖くなります。夜は来れませんね。

庭の塀もレンガ造りです。でも荒れ放題。保存するならもっとちゃんとしてほしいですね。